SHINKOの注目ポイント
IT・医療分野に強みを持つサービス企業SHINKO。DX需要の拡大により保守・運用サービスの需要は底堅く、配当面でも増配を続ける株主還元姿勢が注目されています。安定成長と高配当を兼ね備えた、長期投資向きの銘柄といえます。
【SHINKOのイチ推しポイント】
- 【高配当】 累進配当を続ける株主還元姿勢
- 【需要】 IT・医療分野での需要とDX拡大
- 【株主還元】 配当性向30%を目安とした安定的な還元方針
SHINKOの事業内容と特徴
IT機器や医療システムの保守・販売、遠隔監視サービスを展開。特に医療分野に特化したIT保守・運用サービスを強みとし、安定需要を確保しています。また、DX推進の流れにより遠隔監視やシステム運用のニーズが高まっており、これが成長ドライバーとなっています。安定した顧客基盤を持ち、サービスの継続契約が収益を下支えしています。
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SHINKOの業績指標
- 今期売上予測:18,316百万円(前年比 +8.4%)
- 今期営業利益予測:804百万円(前年比 +17.0%)
- 営業利益率:4.39%
- ROE:27.95%
- 自己資本比率:27.5%
- 有利子負債比率:4.9%
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

直近の第1四半期は赤字という結果でしたが、通期業績の下方修正は行っていません。短期的な業績変動はあっても、医療やDX関連需要に裏打ちされた安定基盤が魅力的です。財務も健全で長期的な配当収益を見込んで保有する価値が高い銘柄です!
SHINKOの指標分析(2025年9月10日時点)
株価指標
- PER(予):8.2倍
- PBR(実):2.48倍
- MIX係数:20.34
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

PERはまだまだ株価の上昇余地を期待させる割安水準です。業績UPや株主還元の姿勢が市場に浸透すれば、キャピタルゲインも期待してしまいます!
株主還元
- 配当利回り(予):4.37%
- 配当性向:32.8%(目安は30%)
- 連続増配年数:3年
- 連続非減配年数:6年
利益を株主へ適切に還元することを最優先とし、年間配当性向30%を目標に累進配当を継続。さらに自社株買いを機動的に活用し、安定配当と資本効率の向上を両立させています。
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

自社株買いを組み合わせた積極的な還元策は、投資家にとって大きな安心材料ですね。配当と株価の双方から長期的なリターンを狙いやすい点がこの銘柄の大きな強みです!
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SHINKOの魅力の観点
- 【業績】 医療×ITの専門性に裏付けされた安定収益基盤
- 【利回り】 配当利回りが4%台と高水準
- 【安定配当】 6期連続非減配と累進配当方針の安心感
- 【財務】 自己資本比率27.5%は業界基準で考えれば健全水準
- 【還元】 自社株買いも活用した資本政策
- 【割安】 PERが8倍台と割安水準

成長余地を秘めた医療IT分野の展開が今後のカギ。下値の堅さと累進配当方針を両輪に、安定と成長を兼ね備えた投資先として期待できます!
SHINKOのリスクの観点
- 【業績】 人件費増加で利益率が低下する懸念
- 【競合】 大手システム会社との競争激化
- 【依存】 医療分野への依存度が高い事業構造

一定のリスクはもちろんありますが、安定基盤と積極的な株主還元姿勢は魅力大。リスクを織り込みつつ長期投資に組み入れたい銘柄の一つです!
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まとめ
SHINKO(7120)は、ITと医療分野に強みを持ち、安定した収益基盤と累進配当方針で投資家に応えています。短期的には人件費の増加や競合激化といったリスクを抱えていますが、医療×ITの専門性に裏付けられた安定需要が業績を支えています。さらに、配当利回り4%台という高水準の還元に加え、自社株買いを組み合わせた柔軟な資本政策は投資家に安心感を与えます。PER8倍台という割安水準もあり、長期投資向きの銘柄として注目しておきたい銘柄です。
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