【2025年9月版】『日経平均内需株50指数』採用50銘柄の高配当株としての評価

『日経平均内需株50指数』採用50銘柄の高配当株としての評価 指数・業種分析
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はじめに

「日経平均内需株50指数」は、日本国内の需要に基盤を持つ企業の中から選定された50銘柄で構成されています。景気や為替の外部要因に左右されにくい内需企業を中心に組成されており、安定したキャッシュフローを背景に株主還元も重視される傾向があります。高配当株投資を検討するうえでの有力な指標のひとつです。

【グラフ】日経平均内需株50指数チャート

参考サイト:日経平均プロフィル指数

キレイな右肩上がりですね!高配当かどうかは別として、指数としてかなり優秀な成績だと思いました!


内需株の特徴

内需株とは、海外景気や為替の影響を受けにくく、日本国内の需要に基盤を置く企業群を指します。安定した収益が期待できる一方で、成長余地が外需株に比べて限定的な面もあります。

  • 強み

    • 為替変動や海外景気の影響を受けにくい

    • 生活インフラや日常消費を支える事業が多く、安定した需要がある

    • 長期的に安定配当や株主還元が期待しやすい

  • リスク

    • 国内景気の停滞や人口減少による市場縮小の影響を受けやすい

    • 外需株に比べると高成長は見込みにくい

    • 金利動向や規制強化など政策の影響を受けやすい

こうした特徴を理解したうえで投資判断を行うことが必要になります。


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採用50銘柄一覧(2025年9月5日終値ベース)

以下は「日経平均内需株50指数」に採用されている全50銘柄の一覧です。配当利回り・PER・PBRからシンプルに評価(◎・○・△)を付けました。投資判断においては、さらに深堀りして調べるこをお薦めします。

コード 銘柄名 業種詳細 配当利回り PER PBR 評価
1721 コムシスホールディングス 通信設備工事 3.23 13.70 1.17 ○
1801 大成建設 建設・土木 1.50 17.85 1.98 △
1803 清水建設 建設・土木 2.13 18.62 1.63 △
1808 長谷工コーポレーション 住宅建設 3.63 12.04 1.27 ◎
1925 大和ハウス工業 住宅建設 3.17 12.17 1.27 ○
2269 明治ホールディングス 乳業 3.30 15.99 1.15 ○
2282 日本ハム 食肉加工 2.71 10.40 1.08 △
3086 J.フロントリテイリング 百貨店 2.23 20.05 1.52 △
3092 ZOZO 小売 2.78 25.62 12.67 △
3099 三越伊勢丹ホールディングス 百貨店 2.19 16.39 1.66 △
3289 東急不動産ホールディングス 総合不動産 3.43 9.87 1.06 ◎
4661 オリエンタルランド 娯楽施設 0.38 49.03 6.12 △
4689 LINEヤフー Webサービス 1.47 18.11 1.13 △
4751 サイバーエージェント ネット広告 0.96 28.81 5.48 △
5831 しずおかフィナンシャルグループ 地方銀行 3.71 13.00 0.90 ○
6178 日本郵政 総合金融サービス 3.30 15.99 1.15 ○
7186 コンコルディア・フィナンシャルグループ 地方銀行 3.04 13.36 0.99 ○
8233 高島屋 百貨店 1.86 10.40 0.92 △
8252 丸井グループ 百貨店 3.99 21.26 2.46 ○
8253 クレディセゾン クレジット 3.39 8.22 0.81 ◎
8267 イオン 総合スーパー 0.77 123.16 4.36 △
8308 りそなホールディングス 銀行(全国展開) 1.96 13.43 1.24 △
8331 千葉銀行 地方銀行 3.16 12.66 0.94 ○
8354 ふくおかフィナンシャルグループ 地方銀行 3.81 10.53 0.91 ◎
8601 大和証券グループ本社 証券会社 4.21 11.78 1.00 ○
8697 日本取引所グループ 証券取引所 2.80 26.25 4.68 △
8801 三井不動産 総合不動産 2.07 16.98 1.40 △
8802 三菱地所 総合不動産 1.43 20.21 1.57 △
8804 東京建物 総合不動産 3.44 10.65 1.08 ◎
8830 住友不動産 総合不動産 1.38 19.30 1.34 △
9001 東武鉄道 民鉄 2.35 10.82 0.99 △
9005 東急 民鉄 1.47 13.43 1.32 △
9007 小田急電鉄 民鉄 2.87 17.18 1.26 △
9008 京王電鉄 民鉄 1.27 15.50 1.44 △
9009 京成電鉄 民鉄 1.27 15.92 1.21 △
9020 東日本旅客鉄道 JR 1.65 18.64 1.48 △
9021 西日本旅客鉄道 JR 2.56 12.51 1.37 △
9022 東海旅客鉄道 JR 0.78 8.93 0.87 △
9064 ヤマトホールディングス トラック運送 1.86 32.68 1.37 △
9433 KDDI 総合通信会社 3.17 12.89 1.96 ○
9434 ソフトバンク 総合通信会社 3.77 20.20 4.48 ○
9501 東京電力ホールディングス 電力 0.00 ― 0.42 △
9502 中部電力 電力 3.38 8.45 0.56 ◎
9503 関西電力 電力 2.87 7.90 0.76 △
9531 東京瓦斯 都市ガス 1.40 10.52 1.23 △
9532 大阪瓦斯 都市ガス 2.44 13.31 1.01 △
9602 東宝 映画 0.87 17.04 1.40 △
9735 セコム セキュリティ 1.81 21.87 1.81 △
9843 ニトリホールディングス 家具・生活雑貨小売 1.08 17.12 1.78 △

指標別ランキング

配当利回り TOP5(2025年9月5日終値ベース)

順位 コード 銘柄名 配当利回り PER PBR 評価
1 8601 大和証券グループ本社 4.21 11.78 1.00 ○
2 8252 丸井グループ 3.99 21.26 2.46 ○
3 8354 ふくおかFG 3.81 10.53 0.91 ◎
4 9434 ソフトバンク 3.77 20.20 4.48 ○
5 5831 しずおかFG 3.71 13.00 0.90 ○

割安度(PBR・PER組合せ) TOP5(2025年9月5日終値ベース)

順位 コード 銘柄名 配当利回り PER PBR 評価
1 9502 中部電力 3.38 8.45 0.56 ◎
2 8253 クレディセゾン 3.39 8.22 0.81 ◎
3 8354 ふくおかFG 3.81 10.53 0.91 ◎
4 5831 しずおかFG 3.71 13.00 0.90 ○
5 8331 千葉銀行 3.16 12.66 0.94 ○

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ピックアップ銘柄

3289 東急不動産ホールディングス

事業内容と特徴

東急不動産ホールディングスは、都市開発・マンション分譲・オフィスビル・商業施設運営に加え、リゾート開発や不動産ファンド事業も展開する総合不動産グループです。ストック型ビジネスに強みを持ち、安定した収益基盤が特徴です。

3289 東急不動産ホールディングス 通期業績推移


投資指標(2025年8月時点)

  • 配当利回り:3.43%

  • PER:10.3倍

  • PBR:1.06倍

  • ROE:9.86%

  • 自己資本比率:25.2%

  • 配当性向:33.6%

  • 連続増配年数:4年

  • 連続非減配年数:15年以上

3289 東急不動産ホールディングス 年間1株配当推移


株主還元方針

中期経営計画において「安定配当と成長に応じた配当性向」を基本方針として掲げています。実績配当利回りも2%後半から3%台を維持しており、株主還元姿勢は明確です。

業績も配当も年々右肩上がりですね!特に「15年以上連続非減配」は高配当株投資においてかなりの安心材料になります!


高配当株投資としての指数評価

高配当株投資の観点で見れば、この指数には「割安で利回りが高めの銘柄」も一定数含まれており、投資妙味を感じられる部分があります。一方で、全体としては「配当利回りが3%未満」の銘柄も多く、純粋に高配当株だけを狙うには候補が限られる構成ですね。
トランプ関税に市場が揺さぶられている局面や、円高で輸出企業がダメージを受ける場面などでは、この『日経平均内需株50指数』から高配当株を探して、外部環境リスクを減らす戦略を取るのも良いかと思います。


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まとめ

「日経平均内需株50指数」は、内需に強い日本企業50銘柄で構成されており、配当利回りと財務の安定性を兼ね備えた企業が多く含まれています。
今回のピックアップ銘柄・東急不動産は、バランス型の成長と安定配当を両立した魅力的な選択肢といえるでしょう。

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