【イチ推し】四国銀行(8387)――地元密着で輝く“安定高配当”の地銀

【イチ推し】四国銀行(8387)――地元密着で輝く“安定高配当”の地銀 個別銘柄分析

今回ご紹介する四国銀行(8387)は、割安な株価水準と安定した配当姿勢が魅力の地方銀行です。業績の回復基調が続くなか、株主還元にも積極的な姿勢を見せており、配当性向は30%台と健全。長期で安定収益を得たい投資家にとって注目しやすい銘柄です。


スポンサーリンク

【四国銀行のイチ推しポイント】

  • 地元密着の堅実経営で安定収益
  • 業績回復で利益が着実に拡大
  • 株主還元方針が明確で安心感あり
  • 割安な株価水準で長期に魅力

▶おすすめ記事

【2025年10月版】『日経累進高配当株指数』採用30銘柄の評価と買い時の1銘柄
今回は、安定した配当成長を続ける企業に焦点を当てた「日経累進高配当株指数」をチェック!利回り・割安性・成長性の3拍子がそろった注目銘柄の中から、東ソー(4042)をピックアップしてご紹介します。日経累進高配当株指数とは「日経累進高配当株指数...

四国銀行の業績・財務

事業内容

四国銀行は、高知県を中心に四国4県へ店舗網を展開する地方銀行です。中小企業向けの融資や個人ローン、公共金融、資産運用サービスなどを提供し、地域経済の安定に寄与しています。地元とのつながりを重視した営業姿勢が特徴です。

財務指標

  • 今期売上予測: -円(非公開)
  • 今期営業利益予測: -円(非公開)
  • 経常利益予測: 11,400百万円(前年比 +10.9%) ☀️
  • 最終利益予測: 15,500百万円(前年比 2.3倍) ☀️
  • 営業利益率: -%(非開示)
  • ROE: 4.15% 🌧️
  • 自己資本比率: 4.7% 🌧️
  • 有利子負債比率: 114.3% ☁️

四国銀行(8387) 通期業績推移グラフ
(引用元: マネックス証券 銘柄スカウター)

自己資本の低さは銀行特有のものですが、本業の利益はコツコツ積み上がっていて、配当を支える力はしっかりありますね。派手さはないけど、地銀らしい堅実さが光ります。


▶おすすめ記事

【徹底解剖】『日経連続増配株指数』は買い?70銘柄の実力と注目株をチェック!
『日経連続増配株指数』は、長く株主に報いてきた企業をギュッと集めたもの。10年以上も増配を続けている国内企業が対象で、安定感のある企業ばかりが並びます。長期でじっくり資産を育てたい人にとって、銘柄選びのヒントにもなる指標です。【日経連続増配...

四国銀行の指標分析

各指標は2025年10月25日終値ベースです。

株価指標

  • PER(予想): 3.8倍 ☀️
  • PBR(実績): 0.36倍 ☀️
  • MIX係数(PER×PBR): 1.37 ☀️

四国銀行(8387) 週足チャート
(引用元: マネックス証券 銘柄スカウター)


株主還元

  • 配当利回り(予想): 3.52% 🌤️
  • 配当性向(実績): 30.6% ☀️
  • 増配回数(過去10年): 4回
  • 5年平均増配率: 約10.8% ☀️
  • 連続増配年数: 2年 ☀️
  • 連続非減配年数: 2年 ☀️
  • 株主優待: 100株以上保有の株主にQUOカードや地元特産品を贈呈
株主還元方針:
当行は2024年11月に株主還元方針を改定し、配当性向30%以上を目標に据えました。加えて、経済情勢や財務状況を踏まえた機動的な自己株式取得を行う方針です。安定配当を基本に、資本効率の向上と株主価値の持続的な拡大を目指しています。

四国銀行(8387) 1株配当推移グラフ
(引用元: マネックス証券 銘柄スカウター)

PER3倍台ってかなり割安ですよね。PBRも0.3倍台だから、今の株価はちょっと控えめな印象。配当もしっかりあって、無理のない範囲で続けられてる感じがいいです。地銀らしい安定感がありますね。


▶おすすめ記事

【2025年版】医薬品セクター高配当株の徹底比較と注目3銘柄
医薬品セクターは、高齢化や生活習慣病を背景に 安定した需要 を持つ一方、研究開発や薬価改定の影響を受けやすい分野です。ただし多くの企業が新薬開発や海外展開を進め、配当を維持・増配しながら株主還元にも積極的です。医薬品業界の現在医薬品株は、P...

四国銀行の評価

魅力の観点(6項目)

【業績】 利益が回復基調で安定感あり
【金利】 金利上昇が収益拡大に追い風
【配当】 3%台半ばのしっかり配当
【還元】 配当性向30%以上を明示
【財務】 堅実な経営で財務も安定
【割安】 PER3倍台・PBR0.3倍台で妙味

リスクの観点(3項目)

【地域】 人口減少で需要減少懸念
【競争】 地銀再編で競争激化懸念
【景気】 地域経済に業績が左右される


まとめ

四国銀行は、地元にしっかり根を張った堅実経営で、安定した収益を積み上げている地銀です。派手さはないけれど、誠実な経営姿勢と落ち着いた配当方針に信頼感がありますね。業績の回復や政策金利引き上げへの期待も相まって、インカムゲインとキャピタルゲインの両獲りを期待できる銘柄です。

 


▶おすすめ記事

【書籍レビュー】おけいどん式「高配当株・増配株」ぐうたら投資大全』を読んでみた|心が整う、自由を手に入れる投資術
投資初心者にもおすすめ!ぐうたら投資の真髄が詰まった1冊今回は、まめたろうが実際に読んで参考になった、おすすめの投資本を紹介します。それがこちら👇📘 『資産1.8億円+年間配当金240万円を実現!おけいどん式「高配当株・増配株」ぐうたら投資...
【高配当株投資】大暴落への備えと起きた時の対処法|売らずに勝つためのマインドと戦略
暴落は「売る」タイミングではなく「備える」タイミング株式投資において、避けて通れないのが「暴落」。あまりの恐怖で多くの個人投資家が「暴落時に売ってしまう」という行動で最悪の結果を招くことがあります。では、どう備えて、どう対処するのが正解なの...
【2025年10月版】高配当の最強コンボ!利回り5%超×累進配当銘柄2選
高配当×増配という組み合わせは、長期に渡ってインカムゲインを受けていきたい投資家にとって「最強コンボ」といえます。今回は、その中でも「利回り5%超 × 累進配当方針」の注目2銘柄をピックアップしました。本記事で紹介する銘柄一覧コード銘柄名配...
【2025年版】今から仕込め!11月権利確定の高配当株を厳選紹介
高配当株投資では、権利確定日までの仕込みがカギです。一般的に、権利確定日の1〜2カ月前から買いが入り始め、権利確定日に向けて株価が上昇しやすい傾向があります。今回は、11月に権利が確定する注目の高配当株から、財務健全性と配当実績が光る2銘柄...

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました
//アップルAuto Link Maker