今回ご紹介する四国銀行(8387)は、割安な株価水準と安定した配当姿勢が魅力の地方銀行です。業績の回復基調が続くなか、株主還元にも積極的な姿勢を見せており、配当性向は30%台と健全。長期で安定収益を得たい投資家にとって注目しやすい銘柄です。
【四国銀行のイチ推しポイント】
- 地元密着の堅実経営で安定収益
- 業績回復で利益が着実に拡大
- 株主還元方針が明確で安心感あり
- 割安な株価水準で長期に魅力
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四国銀行の業績・財務
事業内容
四国銀行は、高知県を中心に四国4県へ店舗網を展開する地方銀行です。中小企業向けの融資や個人ローン、公共金融、資産運用サービスなどを提供し、地域経済の安定に寄与しています。地元とのつながりを重視した営業姿勢が特徴です。
財務指標
- 今期売上予測: -円(非公開)
- 今期営業利益予測: -円(非公開)
- 経常利益予測: 11,400百万円(前年比 +10.9%) ☀️
- 最終利益予測: 15,500百万円(前年比 2.3倍) ☀️
- 営業利益率: -%(非開示)
- ROE: 4.15% 🌧️
- 自己資本比率: 4.7% 🌧️
- 有利子負債比率: 114.3% ☁️

(引用元: マネックス証券 銘柄スカウター)

自己資本の低さは銀行特有のものですが、本業の利益はコツコツ積み上がっていて、配当を支える力はしっかりありますね。派手さはないけど、地銀らしい堅実さが光ります。
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四国銀行の指標分析
各指標は2025年10月25日終値ベースです。
株価指標
- PER(予想): 3.8倍 ☀️
- PBR(実績): 0.36倍 ☀️
- MIX係数(PER×PBR): 1.37 ☀️

(引用元: マネックス証券 銘柄スカウター)
株主還元
- 配当利回り(予想): 3.52% 🌤️
- 配当性向(実績): 30.6% ☀️
- 増配回数(過去10年): 4回
- 5年平均増配率: 約10.8% ☀️
- 連続増配年数: 2年 ☀️
- 連続非減配年数: 2年 ☀️
- 株主優待: 100株以上保有の株主にQUOカードや地元特産品を贈呈
当行は2024年11月に株主還元方針を改定し、配当性向30%以上を目標に据えました。加えて、経済情勢や財務状況を踏まえた機動的な自己株式取得を行う方針です。安定配当を基本に、資本効率の向上と株主価値の持続的な拡大を目指しています。

(引用元: マネックス証券 銘柄スカウター)

PER3倍台ってかなり割安ですよね。PBRも0.3倍台だから、今の株価はちょっと控えめな印象。配当もしっかりあって、無理のない範囲で続けられてる感じがいいです。地銀らしい安定感がありますね。
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四国銀行の評価
魅力の観点(6項目)
【業績】 利益が回復基調で安定感あり
【金利】 金利上昇が収益拡大に追い風
【配当】 3%台半ばのしっかり配当
【還元】 配当性向30%以上を明示
【財務】 堅実な経営で財務も安定
【割安】 PER3倍台・PBR0.3倍台で妙味
リスクの観点(3項目)
【地域】 人口減少で需要減少懸念
【競争】 地銀再編で競争激化懸念
【景気】 地域経済に業績が左右される
まとめ
四国銀行は、地元にしっかり根を張った堅実経営で、安定した収益を積み上げている地銀です。派手さはないけれど、誠実な経営姿勢と落ち着いた配当方針に信頼感がありますね。業績の回復や政策金利引き上げへの期待も相まって、インカムゲインとキャピタルゲインの両獲りを期待できる銘柄です。
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