株価調整局面でこそ輝くのが、「割安で高配当」な優良銘柄。今回はMIX係数10以下という条件を満たし、なおかつ財務も健全なニチリン(5184)とキムラユニティー(9368)の2社をピックアップしました。どちらもトヨタグループと関わりが深く安定した取引基盤を持つ企業ですし、いずれも安定配当を継続して長期保有で“じぶん年金”づくりに心強い存在です。
本記事で紹介する銘柄一覧
| コード | 銘柄名 | 配当 利回り |
PER | PBR | MIX 係数 |
連続増配 年数 |
連続非減配 年数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 5184 | ニチリン | 4.54% | 9.5倍 | 0.85倍 | 8.08 | 4年 | 4年 |
| 9368 | キムラユニティー | 4.07% | 9.5倍 | 0.88倍 | 8.36 | 3年 | 3年 |
※各数値データは2025年10月22日終値ベースのものです。
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ニチリン(5184)の銘柄情報
事業内容と業績・財務
ニチリンは、自動車用ホースの世界的メーカー。主力のブレーキホースやパワーステアリングホースで高い国内シェアを誇り、トヨタグループをはじめ大手自動車メーカーに供給しています。海外にも生産拠点を展開し、円安局面では利益押上げ効果も。
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
今期売上予測: 736億円(前年比 +1.1%) ☁️
今期営業利益予測: 91億円(前年比 -3.2%) ☁️
営業利益率: 4.87% ☁️
ROE: 11.40% ☀️
ROA: 7.67% ☀️
自己資本比率: 68.4% ☀️
有利子負債比率: 2.7% ☀️
株価指標と配当情報
PER: 9.5倍 🌤️
PBR: 0.85倍 ☀️
MIX係数: 8.08 ☀️
配当利回り(予想): 4.54% ☀️
配当性向(実績): 38.1% ☀️
増配回数: 過去10年間で7回 🌤️
5年平均増配率: 6.3% 🌤️
連続増配年数: 4年 ☀️
連続非減配年数: 4年 🌤️
株主優待: 100株以上で、保有株数と保有年数に応じたQUOカード(1,000円〜5,000円分)を進呈。
安定配当の継続を基本に、DOE2.5%を下限、配当性向は2025年度以降40%を目標。2024〜2025年で総額10億円の自社株買い枠を設定し、総還元性向の向上を図る。
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
自動車メーカーとの安定した取引が強みで、財務も安心の健全ぶり!株価もまだ割安で、QUOカード優待もうれしい。
キムラユニティー(9368)の銘柄情報
事業内容と業績・財務
キムラユニティーは、物流サービスや倉庫管理を中心に、保険代理店・車両整備など多角的に事業を展開する企業。トヨタグループ向けの取引を軸に安定した収益を確保しています。
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
今期売上予測: 635億円(前年比 +3.9%) 🌤️
今期営業利益予測: 48億円(前年比 +4.3%) 🌤️
営業利益率: 5.31% 🌤️
ROE: 8.47% 🌤️
ROA: 5.11% ☀️
自己資本比率: 60.7% ☀️
有利子負債比率: 28.9% 🌤️
株価指標と配当情報
PER: 9.5倍 🌤️
PBR: 0.88倍 ☀️
MIX係数: 8.36 ☀️
配当利回り(予想): 4.07% ☀️
配当性向(実績): 34.1% ☀️
増配回数: 過去10年間で7回 🌤️
5年平均増配率: 9.6% ☀️
連続増配年数: 3年 🌤️
連続非減配年数: 3年 🌤️
株主優待: 200株以上の保有で、年2回おこめ券(2〜7枚)を進呈。
業績に応じた年2回配当を基本に、連結配当性向40%を目標。資本コストを意識し企業価値向上を図りつつ、必要に応じて自己株式取得も活用。
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
トヨタグループとの安定取引で業績は堅調、財務もバッチリ健全!株価にもまだ割安感があっおおて、4%超の配当と増配の流れも続く、安心感のある高配当株ですね!
まとめ
ニチリンもキムラユニティーも、トヨタグループとの関係を強みに安定した業績をキープしている堅実な高配当株。どちらも株価にまだ割安感があり、財務面も安定しています。配当や優待を通じて株主を大切にする姿勢も魅力的で、業績・配当・財務のバランスが取れた2社は、長期目線でじっくり“じぶん年金づくり”を進めたい人にピッタリの存在です!
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