【今日のイチ推し】ジーテクト(5970)連続増配と割安感が魅力の高配当株

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はじめに

こんにちは、まめたろうです!

今回の【イチ推し銘柄】は、自動車部品メーカー「ジーテクト(5970)」。

ホンダ系列の主要サプライヤーとして安定したポジションを築きつつ、

高配当株としても注目されています。

今回は事業内容や最新の指標、投資する上での魅力と懸念点をざっくり整理してみました。

 

事業内容と主力製品

ジーテクトは自動車の「骨格」を作る部品に強い会社です。

主な事業はこんな感じです。

主な事業

  • 自動車ボディ部品:クロスメンバーやピラーなど、車体の剛性や衝突安全に欠かせない骨格部品。ホンダがメイン顧客ですが、トヨタや日産にも供給しています。
  • シート骨格部品:シートのフレームを製造。安全性や快適性に直結するパーツで、EV時代でも需要が見込める分野です。
  • 駆動系部品:トランスミッション関連など。ただしEVシフトが進むと一部は縮小の可能性あり。
  • 金型事業:自社開発の金型で品質とコストをコントロール。海外工場でも使われており、生産効率を支える柱です。

 

主要指標(2025年8月18日終値ベース)

ジーテクトの週足株価チャート

  • 配当利回り:4.67%
  • PER:7.17倍
  • PBR:0.41倍
  • ROE:5.81%
  • 自己資本比率:61.6%
  • 連続増配年数:15年以上
  • 連続非減配年数:15年以上
  • 株主還元方針:配当性向30%以上を目標に安定配当を実施。
    さらに2031年3月期までにDOE3.0%以上を目指しています。

週足チャートを見ると、トランプショック以降は上昇トレンドに転換しています。自動車業界はトランプ関税の影響で“今が最悪”と考えれば、上昇期待の余地は充分になりますね!

 

魅力と強み

魅力①:EV時代でも必要とされる部品

ジーテクトの主力商品は「車体骨格部品」と「シート骨格部品」。

EV化が進んでも必須のパーツなので、事業の持続性はしっかりしています!

実際に直近の決算では北米やアジアで効率改善が進み、

減産環境でも利益を確保できているのは安心材料です!

 

魅力②:高配当と明確な還元方針

この銘柄の魅力は何と言っても、4%台後半の配当利回りと15年以上連続の増配実績

今後も「配当性向30%以上」「DOE3.0%以上を2031年までに」という明確な目標を掲げ、

投資家目線で信頼できる姿勢ですね!

減収減益でも配当を維持しているのは、株主を大事にする姿勢が伝わってきます!

 

魅力③:健全な財務と割安感

自己資本比率は61%超と健全で、財務基盤は安定しています!

株価指標もPBR0.4倍、PER7倍前後とかなり割安な水準!

ROEはやや物足りないですが、業績が回復すれば自ずと改善されるでしょう。

有利子負債比率は24.96%と低く(借金が少ない)、利益剰余金が毎年増えているのも好感材料ですね!

 

懸念点とリスク

懸念点①:ホンダ依存の大きさ

売上の大部分をホンダに依存しているのはひとつのリスクです。

〇産自動車のようにならないとも限らない。。。

2026年3月期1Qでは、日本での減産が響き大幅な利益減となりました。

もしホンダがコケたら、共倒れになる可能性は否めません。

 

懸念点②:中国・欧州の不振

直近の業績では中国は赤字、欧州は減益という結果に。

地域ごとの不調がダイレクトに業績へ響く点は弱みです。

中国市場の景気の動きにも注意が必要です。

 

懸念点③:外部環境リスク

海外比率が高いぶん、為替や通商政策の影響をもろに受けます。

1Qでは為替差損42億円が利益を直撃しました。

円高・関税リスク・欧州/中国でのコスト上昇など、

外部要因が重なると業績がブレやすい点は警戒ポイントです。

通期予想(経常170億円・純利益115億円)の達成には、環境の安定が不可欠でしょう。

 

まとめ

ジーテクト(5970)は、安定した事業基盤、高配当、割安水準の三拍子そろったとても魅力的な銘柄です。

長期的に見れば、インカムゲインとキャピタルゲインの両獲りの期待大です。

ただし、ホンダ依存や海外事業の不調といったリスクもあるので、

一銘柄に集中投資せず、バランスを見ながら投資判断するのがおすすめです。

※あくまで最終的な投資決定はご自身の判断でお願いします。

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