【銀行セクター】いま高配当株として買うならどれ?配当利回り・安定性・成長性を徹底比較!

【銀行セクター】いま高配当株として買うならどれ?配当利回り・安定性・成長性を徹底比較!

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はじめに

銀行株は景気や金利の動きに左右されやすいですが、 高配当安定感が魅力です。

長期投資の対象としても注目度が高く、 今回は主要銀行銘柄を配当利回り・安定性・成長性で比較しました。

なぜ今、銀行セクターに注目するのか

金利は上昇傾向にあり、 今後も上昇が期待されます。

銀行にとっては利ざや拡大の好機であり、 コスト削減や株主還元の強化も進行中です。

長期保有のチャンスといえますが、 景気悪化による貸し倒れ海外債券の価格変動リスクには注意が必要です。

主要銘柄比較(3大メガバンク+おすすめ地銀)

高配当株として優秀な銘柄を選びました。 3大メガバンクは安定性もあり、 地銀は増配実績や株価割安度を考慮して選びました。

コード 銘柄名 配当利回り
(%)
PER
(倍)
PBR
(倍)
ROE
(%)
配当性向
(%)
特徴
8316 三井住友FG 3.53 11.39 1.01 8.98 40.3 海外与信・法人取引強み、安定成長
8306 三菱UFJFG 3.29 12.12 1.19 9.08 40.0 海外展開最大手、投資銀行業務強化
8411 みずほFG 3.19 11.01 1.09 9.63 38.7 個人・法人バランス型、経営効率改善中
8354 ふくおかFG 4.02 9.99 0.86 8.61 30.0 九州最大地銀、M&Aで勢力拡大中
8387 四国銀行 3.87 7.60 0.33 4.29 30.6 高知中心、四国全域と大阪展開。優待あり
7337 ひろぎんHD 3.99 10.21 0.81 7.63 40.6 広島中心、資産運用サービス拡大
8343 秋田銀行 4.42 9.27 0.38 3.90 32.7 秋田県地盤、東北広域にも展開。優待あり
8341 七十七銀行 3.97 8.92 0.65 7.28 33.0 宮城県最大地銀、東北全域に展開

※データは2025年8月8日時点。

銀行株は地元色が強く、それぞれに個性があります。地域やビジネスモデルの違いも面白いですよ!

 

ピックアップ銘柄

上記の優良銀行株からさらに注目の銘柄を3つピックアップしました。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)

三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株価チャート

  • 配当利回り:3.53%
  • PER:11.39倍
  • PBR:1.01倍
  • ROE:8.98%
  • 配当性向:40.3%
  • 株主還元方針:安定配当を基本に、利益成長に応じた増配を実施。 自己株式取得も柔軟に活用。
  • 今後の成長戦略・業績ハイライト:海外与信拡大法人向けサービス強化を進め、安定収益基盤を維持。 直近決算では増益を達成し、ROEは業界平均を上回る水準で推移。

三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)と並ぶ王道の安定感!長期でじっくり持つなら候補筆頭です。

 

ひろぎんホールディングス(7337)

 

ひろぎんホールディングス(7337)の株価チャート

  • 配当利回り:3.99%
  • PER:10.21倍
  • PBR:0.81倍
  • ROE:7.63%
  • 配当性向:40.6%
  • 株主還元方針:安定的かつ継続的な配当を基本に、増配や自己株式取得を実施。 株主優待制度あり(100株以上で地元特産品)。
  • 今後の成長戦略・業績ハイライト:資産運用サービス拡大地域企業との連携強化で収益力向上。 最新決算では貸出残高増加と手数料収入拡大が寄与し、増収増益を確保。

優待と配当のダブルでお得感アリ!広島エリアで圧倒的な影響力を持つ、地元を支える銀行です。

 

秋田銀行(8343)

 

秋田銀行(8343)の株価チャート

  • 配当利回り:4.42%
  • PER:9.27倍
  • PBR:0.38倍
  • ROE:3.90%
  • 配当性向:32.7%
  • 株主還元方針:安定配当を基本に、業績に応じた増配を検討。 株主優待制度あり(100株以上で秋田県特産品、例:米、日本酒、ジュースなど)。
  • 今後の成長戦略・業績ハイライト:地域密着型営業強化デジタル化推進で効率性向上。 直近決算では純利益が改善傾向にあり、地元経済との連動による安定収益が期待される。

配当も優待も魅力的!東北応援の気持ちで投資するのもアリですね!

まとめ

長期目線で見れば、銀行株は今後の金利上昇を見越してとても将来有望な株ばかりです。

総合的に見ると、安定重視なら高ROE国際展開力を持つ三井住友FG、成長性と地域密着のバランスが光るひろぎんHD、高配当かつ地域貢献色の強い秋田銀行が魅力的です。

また、地銀は地域経済との関係が強く、景気回復や地元産業振興が株価や配当に反映されやすい特徴があります。
一方、メガバンクは規模と多角化戦略により景気変動リスクを緩和しやすく、長期的な安定投資先として有望です。
投資目的に合わせて、安定重視成長重視のいずれかを選んでみてください。

銀行株は今後の金利上昇を見越してとても将来有望な株ですね!現在株価上昇中で買うのが怖いかもしれませんが、長期目線で見ればまだまだ上がる余地は充分にあります!

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