はじめに
株式投資を始めたいけど「まとまった資金が必要!?」と思っている方も少なくないはず。
しかし実際には10万円以下でも有望な高配当株を購入することが可能です。
今回は、2025年8月時点で配当利回り4%前後と安定した利益が期待できる、
10万円以下で購入可能な優良銘柄を2つご紹介します。
紹介銘柄一覧
今回ご紹介する2銘柄です。
どちらの銘柄も購入額が10万円以下と手頃で、配当利回りも4%前後と十分です!
コード | 銘柄名 | 100株購入額 | 配当利回り | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|
4248 | 竹本容器 | 83,200円 | 4.33% | 13.9倍 | 0.88倍 |
7939 | 研創 | 55,900円 | 3.94% | 14.3倍 | 0.66倍 |
個別銘柄紹介
4248 竹本容器
事業内容と業績
竹本容器は、化粧品や食品向けを中心としたプラスチック容器メーカーです。
国内シェアNo.1の総合容器メーカーとして知られ、デザイン性と機能性を兼ね備えた容器を企画から製造まで一貫して手掛ける点が強みです。
海外展開にも積極的で、グローバル市場での需要も取り込んでいます。
直近では、中国市場の低迷や物流費の増加などが影響し、営業利益は減益傾向にありますが、コロナ禍以降、日用品需要の底堅さから業績は回復基調にあります。
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
投資指標
- 配当利回り:4.33%
- PER:13.9倍
- PBR:0.88倍
- ROE:5.65%
- ROA:3.53%
- 自己資本比率:63.9%
- 連続非減配年数:10年
- 株主還元方針:安定配当を基本に、業績に応じた増配も視野に入れつつ、成長投資とのバランスを重視する方針
株価推移
株価はここ2年ほど800~880円のレンジで推移しており、大きな下落は見られません。
安定した株価推移は、配当狙いの投資家にとって安心材料となりやすいですね。

生活必需品に直結する事業は安定性が強み。シェアNo.1の地位を背景に、配当の持続性も期待できます。10年連続非減配も安心材料ですね!


7939 研創
事業内容と業績
研創は、建築金物や装飾金物の製造・販売を手掛けるメーカーです。
アルミ手すり分野でニッチトップの地位を築いており、住宅や公共施設向けに安定した需要を持っています。業績面では、売上は概ね安定して推移している一方で、営業利益は足元でやや減少傾向にありますが、今後の効率改善や需要回復による収益力向上に期待が持てます。
地味ながら堅実な事業基盤を築いており、堅調な配当を維持している点が魅力です。
投資指標
- 配当利回り:3.94%
- PER:14.3倍
- PBR:0.66倍
- ROE:5.46%
- ROA:3.09%
- 自己資本比率:58.8%
- 連続非減配年数:6年
- 株主還元方針:安定配当を基本に、配当性向30%前後を目安として業績に応じた利益還元を行う方針
株価推移
株価は直近で大きな上下を見せつつも、全体的には右肩上がりの基調が見られます。直近では500円台前半から570円付近まで回復しており、投資家の買い意欲も感じられる動きですね。

ニッチトップの強みを持つ堅実企業。来年の配当も増配が期待されています。割安感と配当安定性がそろっており、じっくり保有したい銘柄です!
まとめ
今回紹介した2銘柄はいずれも10万円以下で購入でき、配当利回りも約4%と魅力的です。
シェアNo.1やニッチトップといった分野での強みを持ち、
堅実な財務基盤や株主還元方針も投資の安心感を高めています。
初心者でも手軽に分散投資を始めやすい点も大きなメリット。
安定性を重視した高配当株投資の一つとして、ぜひ検討してみてください。



コメント