【2025年7月版】10万円以下で買える優良高配当株3選

「投資って難しそう…でも、少しずつ始めてみたい」
「おトクに安定した配当がもらえる銘柄って、どこにあるの?」

そんな方にぴったりなのが、**高配当で割安な“少額で買える株”**です。
中でも、10万円以下で100株購入できる優良企業は、初心者でも手が届きやすく、気軽に始められるのが魅力。

高配当株は、値上がり益に加えて、「配当金をもらいながら資産を増やす」ことができる堅実な投資スタイル
最近は株式市場全体が堅調なこともあり、「どこで入るか迷っていた」という人にとっても、配当を軸に投資判断がしやすい環境が整いつつあります。

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🔍 この記事のポイント

・2025年7月時点の最新データに基づいた割安高配当株を厳選
・10万円以下で購入できるため、これから投資を始める方にもおすすめ
・配当方針(DOE・累進配当)を明記している企業を中心に選定
・株主優待のある企業も一部あり(本記事の主眼はあくまで高配当)


✅ 今回紹介する3銘柄一覧(※100株購入で10万円以下)

コード 企業名 業種 100株購入額 配当利回り
9274 KPPグループHD 紙パルプ商社 76,000円 約4.7%
9368 キムラユニティー 物流サービス 82,400円 約4.1%
5288 アジアパイルHD 建設基礎材 98,100円 約4.9%

【9274】KPPグループホールディングス 

● 100株購入額:76,000円

KPPグループホールディングスは、紙・パルプの専門商社として国内外に事業を展開。特に古紙リサイクル分野では国内最大級の規模を誇り、SDGsや循環型社会の文脈でも注目されています。景気に左右されにくい紙の需要に加え、仕入と販売を仲介するビジネスモデルのため安定性も高めです。

【割安性】
・PER 6.3倍、PBR 0.58倍といずれも非常に低く、明らかに割安
・ROE(自己資本利益率)も9.5%と水準以上で、割安株としての妙味あり

【配当方針】
・DOE(株主資本配当率)3.0%以上を掲げ、安定した株主還元を明言
・累進配当方針も採用しており、減配の可能性は低い

【注意点】
・自己資本比率が24.5%とやや低めな点は留意したい

配当利回りも高くて、PERもPBRもピカイチに割安!累進配当+DOEという安心感も大きいし、“配当重視の長期投資”にぴったりな優等生♪


【9368】キムラユニティー

● 100株購入額:82,400円

キムラユニティーは、トヨタグループ向けの物流・車両運行管理・情報システムなどを手がける企業です。主力の物流業務に加え、多角的なサービス展開により、景気に左右されにくい安定収益を実現しています。トヨタグループとの取引が柱であることから、一定の業績信頼感もあります。

【割安性】
・PER 9.4倍、PBR 0.86倍と適正水準よりやや割安
・ROEは8.5%と標準的ながら、自己資本比率が60.7%と非常に高く、財務の安定性が魅力

【配当方針】
・累進配当に近い配当実績(6期連続で増配)
・配当性向は40%を目安に継続的な還元を行っており、DOEは掲げていないものの安定感がある

【補足】
・200株以上で全国共通おこめ券の株主優待(年2回)あり(お得感あり)

物流と車両管理って地味だけど堅い!財務健全で、しかも6期連続増配。買いやすい価格帯なのもポイント高いよね。“おこめ券”はちょっと嬉しいおまけ♪


【5288】アジアパイルホールディングス

● 100株購入額:98,100円

アジアパイルHDは、建築やインフラ工事の「基礎」を担う杭(パイル)を製造・施工する会社。防災・耐震ニーズの高まりや再開発事業などに連動して需要が伸びやすく、景気循環型ながらも安定収益が期待されます。インフラ事業は国の政策支援も追い風になることが多く、長期視点で保有しやすい業種です。

【割安性】
・PER 8.9倍、PBR 0.82倍といずれも割安水準
・ROEは5.2%とやや控えめながら、指標のバランスは良好

【配当方針】
・DOE 3.75%以上を掲げており、資本効率に応じた安定配当を実施
・累進配当方針も採用しており、減配リスクが低いのが大きな魅力

【注意点】
・ROEの水準がやや低い(効率性の面で改善余地あり)

パイル=杭、つまり“建物の足元”を支える会社!そんな地味さと堅実さが魅力。DOEも累進も明示してくれてて、安心して配当を待てるタイプです。


📌 まとめ:高配当+明確な還元方針で安心感のある銘柄を選ぼう

今回ご紹介した3銘柄は、以下の特徴を兼ね備えています。

✅ 配当利回りが4%以上(2025年7月時点)
✅ 100株あたり10万円以下で買える少額投資向け
✅ PER・PBRが低く割安感が強い
✅ DOEや累進配当など、減配リスクを抑える配当方針が明確
✅ 財務体質も比較的安定しており、長期保有向け

高配当株投資では、単に利回りだけを見るのではなく、「安定して払い続ける意思があるか(=配当方針)」や「割高・割安の水準」も含めてチェックすることが成功のカギです。

今回の3社はその意味でも、安心感のある“配当生活”のスタートにふさわしい銘柄といえるでしょう。

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