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【今日のイチ推し】早稲田学習研究会(5869)着実な合格実績と株主還元力

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はじめに

こんにちわ!まめたろうです。

今回は学習塾を中心に教育サービスを展開する 早稲田学習研究会(5869) を取り上げます。
教育業界は少子化の影響を受けやすい一方で、進学需要や個別指導の需要が根強く、
安定した市場を形成しています。

そんな中で、同社は独自のブランド力と地域密着の経営で成長を続けている点に注目です。

 


事業内容と特徴

早稲田学習研究会は、主に小・中学生を対象とした学習塾「早稲田アカデミー」を運営しています。

特に 受験指導のノウハウ面倒見の良さ を強みとしており、
難関校合格実績の積み重ねによりブランド力を高めています。

現在は、集団指導型の「W早稲田ゼミ」や高校生向け「ハイ」、
個別指導の「ファースト個別」などを合わせて 64拠点 を展開し、
年間で 約21,000名 の生徒が在籍しています。

北関東エリアを中心に、一校あたり平均500名以上の「超大型校舎」を展開している点も特徴で、
地域密着ながら規模の経済を活かした効率的な運営を実現しています。

また、オンライン授業やICT(タブレット学習やオンライン授業など)を活用した教育にも力を入れており、
アフターコロナ時代の教育ニーズにも柔軟に対応しています。

需要面で見ると、少子化による子どもの数減少は逆風ですが、
その一方で「一人あたり教育費」は年々増加しており、
質の高い教育サービスへの需要は底堅く推移しています。

 

教育分野は景気の波に左右されにくく、安定性は抜群。そのうえでICT活用や新校舎展開による成長余地も期待できる将来が楽しみな銘柄だね!

 

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業績動向

直近の決算では、売上高は前年をやや上回り、着実な成長を示しました。
これは難関校受験を目指す需要の底堅さと、オンライン授業の定着による
新しい顧客層の獲得が背景にあります。

一方で、講師人件費や教室運営コストの上昇が利益を圧迫する場面も見られましたが、
効率的な運営によって営業利益は引き続き黒字を確保しています。

今後は、地域ごとの合格実績を武器にさらなる集客を図りつつ、
ICT活用による教育サービスの効率化が利益率の改善に寄与すると期待されます。

■グラフ:通期業績推移 (引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

 

主要業績指標(今期予想ベース)

財務面では 自己資本比率が1Q末時点で75.5%(前期末75.3%) と非常に高く、安全性は抜群です。また収益性を示す ROEは15.0% は高水準。効率的な運営と堅実な財務体質が同社の強みです。

増収増益をしっかり達成!売上は過去最高を更新し、利益も順調に積み上げ中。安定感と成長力を兼ね備えた頼もしさを感じる!

 


株価情報

(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

現時点の株価は極端に低評価ではありませんが、PERを見れば割安圏にあり、今後の成長を織り込む余地も残されています。

PERはやや評価されつつあるけど、まだ割安ゾーン。堅実な利益成長を重ねれば、株価も自然とついてくるはず!

 


株主還元と配当

(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

教育事業でここまで株主還元に積極的なのはうれしいね!まだ上場間もないけど、今期配当予定も含めると上場来2期連続での増配になる点も見逃せない!

 


魅力の観点

実績に裏付けられた強みに加え、ICT活用や新校舎展開でさらなる成長余地も十分ある。成長を楽しみながら長期目線で持ち続けたい銘柄ですね!

 


リスクの観点

人材や競争のリスクはあるけれど、大型校舎の効率性やICT活用が強力な武器。強みを出して競争に勝てば、むしろ成長を後押しする原動力になりそう!

 

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まとめ

早稲田学習研究会(5869)は、「成長性 × 高収益性 × 株主還元」 の三拍子がそろった魅力的な銘柄です。

短期的な派手さはありませんが、安定感のあるビジネスモデルと株主重視の方針は、
ポートフォリオに組み込む候補に加えておきたい銘柄ですね。

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