【警告!】高配当株投資やるならこんな銘柄には手を出すな!
はじめに
こんにちは、まめたろうです!
高配当株投資といえば「安定した配当収入で将来安心♪」と思いがちですが、油断は禁物です。
配当利回りが高いからといって「全部いい銘柄」とは限りません。
今回は、高配当株投資で絶対に手を出してはいけない“地雷銘柄”の特徴についてお伝えしていきます。
【要注意】こんな高配当株には気をつけましょう
ここでは、高配当株投資で避けたい銘柄の特徴を紹介します。 どれも「利回りが高いから安心」と思っていると見落としがちなポイントばかりです。 なお、ここで挙げる各項目はすべて IR BANK で無料で確認できます。
成長が止まっている
売上や利益が伸びていない企業には注意が必要です。
一見すると安定しているように見えても、将来の成長余地が乏しいといずれは減配や株価の低迷につながるおそれがあります。
特に中長期で見た場合、業績が横ばいか微減の企業は市場や投資家からの評価も下がりやすく、配当の維持が困難になるケースもあります。

成長が止まった会社は、配当の持続性にも不安が残ります!
ROEが低い(目安:8%未満)
ROE(自己資本利益率)が低い企業は、株主資本をうまく活用できていない可能性があります。
効率的に利益を生み出せていない会社は、長期的な株主還元にも不安が残ります。
ROEが継続的に低迷している企業は、経営効率の改善余地が乏しく、資本の再投資先としても魅力が薄れてしまいます。

ROEは株主目線での効率性チェックにぴったりな指標です!

自己資本比率が低い(目安:30%未満)
自己資本比率が低い企業は、財務体質が不安定なことが多いです。
借入に頼って無理やり配当を出しているような企業も存在するため、注意が必要です。
特に景気後退局面では資金繰りが厳しくなりやすく、財務的に余裕がない企業は減配・無配に転じるリスクが高まります。

配当よりも「倒産しない体力」が大事です!銀行業などは業種の特性上、自己資本比率が低くても問題ありません。
営業キャッシュフローが不安定
営業キャッシュフローは、本業でしっかり現金を稼げているかどうかを示す重要な指標です。
過去5年のうちに赤字になっている年がある企業は、安定した収益力に疑問が残ります。
売上や利益だけでは見えにくい「実際の資金流入」が乏しい企業は、
配当原資の持続性が心配され、長期保有には向かない可能性があります。

本業でしっかりキャッシュが回っていない企業は、いずれ配当どころじゃなくなる可能性があります!
配当性向が高すぎる
配当性向が高すぎる企業は、利益の多くを配当に回しており、将来の成長投資や景気悪化時の備えが不足しがちです。
一時的な高配当の魅力はありますが、配当の継続性には疑問が残ります。
また、減益時にも無理をして配当を維持する姿勢がある企業は、長期的には財務を圧迫し、
株主にとって本末転倒な結果を招くこともあります。

無理な配当は、企業の体力を削ってしまいまい、長続きしません。
減配・無配の実績がある
過去に何度も減配・無配を繰り返している企業は、また同じことを繰り返す可能性があります。
配当に対する企業の姿勢をチェックすることが重要です。

減配しないという信頼こそが、長く持つうえで一番大事です!


高配当株を選ぶときのチェックポイント
ここまで「避けたい特徴」を紹介してきましたが、裏を返せば「これらに当てはまらない企業」は有望な投資先といえます。
高配当株を選ぶときは、以下のポイントを意識してチェックしましょう。
✅ 売上や利益が安定して伸びている(横ばいより成長性)
✅ ROEは8%以上、自己資本比率も高水準(目安:50%以上)
✅ 営業キャッシュフローが黒字で安定している
✅ 配当性向は50%前後(無理なく持続可能な水準)
✅ 減配せず、むしろ増配傾向がある
✅ 株主還元方針が明確で、IRも積極的

高配当株は「高すぎず、地味に強い」くらいがちょうどいいです!
高配当株の“罠”にハマらないための心構え
いくら利回りが高くても、「安心して保有できるかどうか」が最も重要です。
一時的な利回りの高さや、話題性だけで飛びつかないようにしましょう。
✅ 長期で保有する覚悟があるか
✅ 減配しても慌てない気持ちの余裕があるか
✅ 配当だけでなく、企業の成長性や財務の健全性も見ているか
✅ 市場全体の地合いや業種の特性も理解しているか

「お金がもらえる」よりも、「安心して預けられる」銘柄を選びましょう!
まとめ
高配当株は、正しく選べば資産形成の強い味方になりますが、選び方を間違えると“罠”にもなり得ます。
見た目の利回りだけで判断せず、企業の成長性や財務の健全性、配当の持続力までしっかり確認しましょう。
まめたろうのおすすめは、「高すぎず、安定していて、着実に成長している会社」。 焦らず、慌てず、じっくり選んで、自分だけの“安心ポートフォリオ”を育てていきましょう!



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