今回ご紹介するショーボンドホールディングスは、安定成長が見込まれるインフラ関連銘柄の一つです。公共投資の維持・更新が進む中、社会インフラを支える補修需要の拡大が追い風となっています。
【ショーボンドホールディングスのイチ推しポイント】
- インフラ補修で国内トップクラスの実績と信頼
- 景気変動に強い安定した事業モデル
- 高水準の収益性と効率的な経営体制
- 株主還元を重視した持続的な配当方針
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ショーボンドホールディングスの業績・財務
事業内容
橋梁・トンネル・道路などの社会インフラ補修で国内トップ実績を持つ企業。調査から設計、材料開発、施工、維持管理まで一貫対応が強みです。主力ははく落防止材(クリアクロス)やCFRP補強材など。国交省の長寿命化計画や高速道路リニューアルを追い風に、補修需要の拡大が続いています。
財務指標
- 今期売上予測:950億円(前年比 +4.7%) ☁️
- 今期営業利益予測:215億円(前年比 +3.4%) ☁️
- 営業利益率:22.6% ☀️
- ROE:14.47% ☀️
- 自己資本比率:81.4% ☀️
- 有利子負債比率:0% ☀️
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

財務体質の強さが際立ちますね。自己資本が厚く、借入に頼らない安定経営を続けています。収益面でも高い採算性を維持しており、効率的で無理のない経営スタイルが印象的です。
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ショーボンドホールディングスの指標分析
各指標は2025年10月16日終値ベースです。
株価指標
- PER(予想):16.2倍 ☁️
- PBR(実績):2.36倍 🌧️
- MIX係数:38.23☁️
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
株主還元
- 配当利回り(予想):3.75% 🌤️
- 配当性向(実績):60.1% 🌤️
- 増配回数:過去10年間で10回 ☀️
- 5年平均増配率:17.1% ☀️
- 連続増配年数:10年 ☀️
- 連続非減配年数:16年以上 ☀️
- 株主優待:なし
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
同社は、業績に応じた安定配当を基本方針とし、株主への利益還元を重視しています。中期経営計画では、配当性向60%と自己株式取得を組み合わせ、総還元性向90%を目標に掲げています。今後も持続的な成長とともに、安定的かつ積極的な株主還元を継続していく方針です。

株価指標はやや高めですが、事業の安定性や還元姿勢を考えれば納得感があります。着実な増配を続ける姿勢からも、株主を大切にする会社の姿勢が感じられますね。
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ショーボンドホールディングスの評価
魅力の観点
【市場】 インフラ長寿命化が追い風
【技術】 補修ノウハウに強み
【収益】 高収益を安定維持
【配当】 増配を継続し還元姿勢が強い
【財務】 無借金で財務健全
【評価】 指標面で割安感あり
リスクの観点
【政策】 公共事業の削減が影響する可能性
【競争】 他社との競争が強まるおそれ
【コスト】 資材や人件費の上昇に注意
【株価】 やや割高感がある
まとめ
社会インフラの老朽化が進む中、ショーボンドホールディングスは補修分野で確かな地位を築いています。安定した受注基盤と高い収益力を背景に、堅実な経営を継続。財務の健全性と明確な株主還元方針も魅力で、長期的に安心感のあるインフラ関連銘柄です。
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