今回ご紹介する日清製粉グループ本社は、製粉業界で国内圧倒的シェアを誇るリーディングカンパニーです。
食のインフラとして私たちの生活を支える同社は、連続増配を続ける株主還元への意識の高さでも注目を集めています。
この記事でわかること
✅ 13期連続増配という抜群の還元実績
✅ 国内製粉シェアNo.1の強固な事業基盤
✅ 自己資本比率60%超の盤石な財務体質
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日清製粉グループ本社の業績・財務
事業内容
製粉業界で国内シェア約40%を握る絶対王者です。
業務用小麦粉を主力にパスタ「マ・マー」などの加工食品や中食・惣菜事業も展開し、海外事業も北米やオセアニアで拡大させています。
財務指標
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今期売上予測: 8,700億円(前年比 +2.2%) ☀️
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今期営業利益予測: 470億円(前年比 +1.3%) 🌤️
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営業利益率: 5.4% ☁️
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ROE: 7.04% 🌤️
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自己資本比率: 61.4% ☀️
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有利子負債比率: 17.7% ☀️

(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

自己資本比率は60%超え、借金の割合も低く財務はかなり健全だね。売上も着実に伸びていて、企業の規模拡大が続いているのは安心材料だよ。ROEは標準的だけど、景気に左右されにくいビジネスだから、安心して見ていられる水準だよ。
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日清製粉グループ本社の指標分析
各指標は2025年12月23日終値ベースです。
株価指標
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PER(予想): 18.2倍 ☁️
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PBR(実績): 1.10倍 🌤️
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MIX係数: 20.0 🌤️

(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
株主還元
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配当利回り(予想): 3.15% 🌤️
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配当性向(実績): 46.9% 🌤️
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増配回数: 過去10年間で10回 ☀️
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5年平均増配率: 10.1% ☀️
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連続増配年数: 13年 ☀️
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連続非減配年数: 15年 ☀️
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株主優待: 自社グループ製品(500株以上)
- 株主還元方針:「中期経営計画2026」に基づき、最終年度(2027年3月期)までに連結配当性向を50%目安へ引き上げることを基本方針としています。特殊要因を除いた実質利益を基準に、機動的な増配の実施を明言しています。

(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

13年連続増配は文句なしの実績だね。株主を大切にする姿勢が伝わってくるよ。PERは少し高めだけど、業界No.1の安心料と考えれば妥当かな。利回りも3%あるから、長期保有にはぴったりの安定感だよ。
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日清製粉グループ本社の総合評価(一覧)
| 評価項目 | 判定 | コメント |
| 事業基盤 | ☀️ | 国内シェア首位の強み |
| 業績 | ☀️ | 安定成長が続いている |
| 収益性 | 🌤️ | 業界標準的な利益水準 |
| 財務健全性 | ☀️ | 自己資本厚く財務良し |
| 割安性 | ☁️ | 指標面での割安感薄い |
| 還元姿勢 | ☀️ | 連続増配継続中で優秀 |
| 配当利回り | 🌤️ | 3%超で及第点の水準 |
まとめ
日清製粉グループ本社は、食のインフラを支えるディフェンシブ銘柄として、長期保有にふさわしい安定感を持っています。
連続増配の実績と強固な財務基盤は、将来の年金代わりとしても頼もしい存在です。
銘柄の懸念点・リスク
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⚠️ 原材料価格: 小麦相場の変動リスク
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⚠️ 為替変動: 輸入コスト増の影響
魅力の観点
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✅ 圧倒的シェア: 国内製粉No.1の地位
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✅ 連続増配力: 13期続く還元実績
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✅ 財務の鉄壁: 高い自己資本比率
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✅ 事業安定性: 景気に左右されにくい
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