今回紹介するラクト・ジャパン(3139)は乳製品輸入で国内トップシェアを誇る食品専門商社。今期配当予想を前期比+65%の「132円」へ大幅引き上げ!株主優待制度も長期保有者優遇へシフトし「長く持つほどお得」な銘柄へ進化しました。
【ラクト・ジャパンのイチ推しポイント】
✅ 株主還元が加速:配当性向目標を30%へ引き上げ前期比65%の大幅増配を実現
✅ 圧倒的な事業基盤:乳原料輸入で国内シェア30%超を誇る業界ガリバー
✅ 割安かつ高成長:PER7倍台の割安感とアジア事業拡大による成長性を両立
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ラクト・ジャパンの業績・財務
事業内容
乳製品(チーズ、バター、脱脂粉乳など)の輸入販売を主力とする食品専門商社。国内の輸入チーズ原料において約30〜40%という圧倒的なシェア(No.1)を持つ。シンガポールやタイなどアジア地域でのチーズ製造販売やプロテインなど機能性食品原料事業も拡大中。
財務指標
- 今期売上予測: 1,880億円(前年比 +10.0%) ☀️
- 今期営業利益予測: -億円(会社予想非開示) 🌤️
- 今期最終益予測: 43.5億円(前年比 +38.3%) ☀️
- 最終利益率: 2.3% ☁️
- ROE: 12.05% ☀️
- 自己資本比率: 33.8% ☀️
- 有利子負債比率: 121.4% ☀️

(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

業績は非常に堅調だね。売上高はしっかり2桁成長を見込む。営業利益の会社予想は非開示だが最終利益は前年比+38.3%と大幅増益予想。自己資本比率は30%台。商社はビジネスモデル上、借入金が多くなるのが通常運転。過度な心配は不要だよ。
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ラクト・ジャパンの指標分析
各指標は2025年12月8日終値ベースです。
株価指標
- PER(予想): 7.9倍 ☀️
- PBR(実績): 1.14倍 ☀️
- MIX係数: 9.0 ☀️

(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
株主還元
- 配当利回り(予想): 3.81% ☀️
- 配当性向(実績): 25.3% ☀️
- 増配回数: 過去10年間で10回 ☁️
- 5年平均増配率: 36.7% ☀️
- 連続増配年数: 10年 ☀️
- 連続非減配年数: 15年 ☀️
- 株主優待: オリジナルカタログギフト(100株以上・2年以上継続保有が必須)

(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

ここが一番の注目ポイント。PER7倍台にPBR1倍水準という割安さに加え利回りは3.8%台まで上昇。優待をもらうには「2年以上の継続保有」が必要になったけど、その分配当金での還元も厚くなった。長期でじっくり保有する投資家にはダブルで嬉しい内容だね。
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ラクト・ジャパンの総合評価(一覧)
| 評価項目 | 判定 | コメント |
| 事業基盤 | ☀️ | 輸入チーズでシェア首位 |
| 業績 | ☀️ | 最終益大幅増で好調維持 |
| 収益性 | 🌤️ | ROE12%超の高効率経営 |
| 財務健全性 | ☀️ | 商社としては標準的水準 |
| 割安性 | 🌤️ | PER7倍台はかなり割安 |
| 還元姿勢 | ☀️ | 配当性向30%目標へ向上 |
| 配当利回り | 🌤️ | 3.8%超の高水準に到達 |
まとめ
ラクト・ジャパンは配当性向目標の引き上げに伴う大幅増配によって高配当株としての魅力が一気に高まった。PER7倍台という割安さに加え、業界No.1のシェアを持つ安定した事業基盤は長期保有にうってつけ。優待取得には2年の修行期間が必要だが、自社選定のチーズやバターなど魅力的なギフトと増配の両取りを目指して、今から育てていく価値は十分にあるね。
銘柄の懸念点・リスク
⚠️ 為替変動リスク: 輸入商社で急激な円安は調達コスト増や価格転嫁遅れにつながる可能性あり
⚠️ 原料価格の変動: 国際的な乳製品相場の変動が業績に影響を与える可能性あり
魅力の観点
✅ 株主還元の大幅強化: 配当性向目標が30%へ引き上げられ業績成長がダイレクトに配当へ反映
✅ 圧倒的な割安感: 成長企業でありながらPER1桁台かつミックス係数も低い水準で放置
✅ 安定した需要: 食料品という生活必需品を扱い景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ性
✅ アジア事業の成長: 国内だけでなく食文化の欧米化が進むアジア市場での利益成長に期待
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