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2025年7月版|買いサイン点灯!決算良し×配当高い×株価安すぎな割安株を発掘

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高配当株=インカムゲイン目的で買う人が多いですが、「業績が良ければ株価上昇=含み益」も期待できます。

今回は、来期予想が明るく、なおかつ高配当で割安感もある注目株を3銘柄ピックアップしました。
インカム狙いだけでなく、株価上昇やキャピタルゲインまで視野に入る“攻守バランス型”銘柄です。

高配当株投資では、「含み益は気にしない」のが原則だけど、やっぱり含み益になった方が気分がいいよね。

 


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✅ 記事のポイント

 

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✅ 決算発表や業績の見るべきポイント

株価は「未来」を見て動く。注目すべきは“今期の業績予想”

決算発表では「前期の実績」に目が行きがちですが、株価にとって本当に重要なのは「今期の業績予測」です。
なぜなら、株価は過去ではなく“これからの期待値”に反応するからです。

たとえ前期が好調でも、今期が減益予想であれば株価は下落することもあります。
逆に、前期がやや不調でも、今期の増益見通しが出れば株価が上昇するケースも少なくありません。

つまり、決算を見るときは「会社がこれからどう成長するか」に注目することが、投資判断では最も大切なのです。

投資家は「未来への期待」で株を買うから株価が上がっていくんだね

 


🔍 銘柄比較(業績と配当)

銘柄(コード) 売上高(来期) 営業利益(来期) 配当利回り PER PBR
ムゲンエステート(3299) 806.9億円(+29.8%) 109.6億円(+13.9%) 5.85% 6.68倍 0.87倍
アジアパイルHD(5288) 1,110億円(+10.1%) 73億円(+68.5%) 4.9% 8.90倍 0.82倍
VTホールディングス(7593) 3,700億円(+5%) 130億円(+20%) 5.15% 8.06倍 0.71倍

① ムゲンエステート(3299)

中古マンションなどの不動産を仕入れ、リノベーション後に販売する「不動産再生ビジネス」に強み。東京23区を中心に資産価値の高い物件を選定・運用。短期売却を基本とし、安定した収益確保と資産流動性を重視している。

25年12月期1Q:業績進捗(発表日:2025年5月14日)

株主還元方針

 

不動産業界はこれから迎えるインフレ時代にも強い業種。さらに、海外依存がない純粋な国内事業なので、トランプ関税や世界的な通商リスクの影響を受けにくい点も業績面での安心材料ですね。

 


② アジアパイルホールディングス(5288)

建築物の基礎工事に使われる「杭(くい)」の製造・施工で国内トップクラスの実績を持つ。橋梁や高層ビル、インフラ案件に強く、官民両方から安定した受注。技術力に定評があり、全国で基礎構造を支える重要企業。

26年3月期の業績予測(発表日:2025年5月14日)

 

株主還元

 

建設セクターの中でも都市再開発・老朽化対策といったテーマ性が強く、今後の需要が大きく期待できる会社です。日本国内トップクラスのシェアに加え、東南アジアや中南米にも展開していて、海外比率が高いのも意外と強みですね。

 


③ VTホールディングス(7593)

自動車販売・整備・リースを展開するホールディング企業。ホンダ・日産系ディーラーを国内外に多数展開し、ニュージーランドやオーストラリアにも進出。M&A戦略に積極的で、収益基盤を強化しながら安定成長を続けている。

26年3月期の業績予測(発表日:2025年5月15日)

 

株主還元

 

業績回復を背景に株価も割安感→評価見直しでリバウンド期待できる銘柄。業績がしっかり読めるセクターであり、決算発表時に利益予想が改善されれば即反応しやすい点も魅力です。

 


✅ 結論|インカム+株価上昇も狙える攻守型の高配当株を選ぼう

いずれも配当狙いだけにとどまらず、業績と株価を見ながら柔軟に対応できる銘柄です。

今後の投資判断のご参考までに!

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