今回ご紹介するひろぎんホールディングス(7337)は、広島銀行を中核とする地域総合サービスグループです。銀行業にとどまらず証券やコンサルティングなど多角的なサービスを展開しています。地域経済を牽引する存在として安定した基盤が強みです。
この記事でわかること
✅ ひろぎんHDの5期連続増配(予想含む)の実績
✅ PBR1倍割れの割安な株価水準と是正期待
✅ 銀行業特有の強固な顧客基盤と地域シェアNo.1の信頼性
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ひろぎんホールディングスの業績・財務
事業内容
広島県でトップシェアを誇る広島銀行を中核に、証券やリースなど幅広いサービスを展開する地域総合サービスグループです。造船や自動車関連など地元の有力産業を支える「地域商社」としての機能も強化しています。
財務指標
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今期売上予測: 2,013億円(前年比 +-%) ☀️
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今期経常利益予測: 570億円(前年比 +9.2%) ☀️
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営業利益率: -% ☁️
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ROE: 6.90% ☁️
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自己資本比率: 4.2% ☁️
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有利子負債比率: 286.2% ☁️
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
経常利益予想が前年比+9.2%と利益をしっかり伸ばしているのが頼もしいね。特に銀行業にとっては政策金利の上昇が「貸出金利ざや」の改善につながる大きな追い風になるんだ。本業で稼ぎやすい環境になってきているから、今後のさらなる成長にも期待したいところだね。
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ひろぎんホールディングスの指標分析
各指標は2025年12月19日終値ベースです。
株価指標
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PER(予想): 12.1倍 🌤️
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PBR(実績): 0.88倍 ☀️
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MIX係数: 10.6 ☀️
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
株主還元
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配当利回り(予想): 3.36% 🌤️
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配当性向(実績): 40.5% ☀️
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増配回数: 過去10年間で5回 🌤️
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5年平均増配率: -% ☀️
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連続増配年数: 5年 🌤️
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連続非減配年数: 6年 ☀️
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株主優待: ギフトカード(100株以上500円分)、カタログギフト(1,000株以上)
- 株主還元方針:利益成長を通じた配当の安定的かつ持続的な増加を基本方針とし、配当性向40%程度を目安としています。また連結自己資本比率(10%程度)等の水準を踏まえ、機動的な自己株式取得も実施する方針です。
(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
PBRが0.88倍と1倍を割れていて株価にはまだ割安感があるね。配当利回りも3%台半ばで十分魅力的だよ。なによりホールディングス設立以来、一度も減配せずに増配を続けているのが素晴らしい。配当性向40%という明確な目標があるのも投資家としては安心材料だよね。
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ひろぎんホールディングスの総合評価(一覧)
| 評価項目 | 判定 | コメント |
| 事業基盤 | ☀️ | 地域シェア圧倒的 |
| 業績 | ☀️ | 利益成長が順調 |
| 収益性 | ☁️ | ROE改善余地有 |
| 財務健全性 | 🌤️ | 銀行特有の構造 |
| 割安性 | ☀️ | PBR1倍割れ |
| 還元姿勢 | ☀️ | 増配継続で積極的 |
| 配当利回り | 🌤️ | 3%超で高水準 |
まとめ
ひろぎんホールディングスは地域経済に根差した強固な基盤と、ホールディングス化以降の積極的な株主還元姿勢が魅力の銘柄です。銀行業特有の財務構造や金利変動の影響には注意が必要ですが、PBR1倍割れの割安感と連続増配の実績は長期保有を考える上で大きな安心材料と言えるでしょう。
銘柄の懸念点・リスク
⚠️ 金利変動リスク
国内外の金利情勢により債券運用損益や貸出金利ざやが変動する可能性があります。
⚠️ 地域経済の動向
広島や岡山など地元経済の景気後退は、貸出需要や企業の業績に直接影響します。
魅力の観点
✅ 連続増配の実績
HD設立以来減配なしで増配傾向を維持しており、還元意欲が高いです。
✅ 割安な株価指標
PBRが1倍を下回っており、見直し買いや是正措置への期待が持てます。
✅ 明確な配当方針
配当性向40%を目安とする方針が示されており、業績連動の還元が期待できます。
✅ 株主優待制度
100株からのギフトカードや1,000株以上でのカタログギフトなど楽しみがあります。
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