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【実録】FIREまでにやるべき準備リスト!収入源・支出・必要資産を徹底解説

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FIREまでにやるべき準備リスト!収入源・支出・必要資産を徹底解説

FIRE(経済的自立と早期リタイア)という生き方が注目されて久しいですが、私自身もFIREを目指し、実現してから数年が経ちました。この記事では、FIREを目指すうえで私が実際に準備したことを紹介します。

今まさにFIREを目指している方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。


なぜFIREを目指したのか?

きっかけは、40代に入り「このまま定年まで働き続けることが本当に幸せなのか?」という疑問を抱いたことでした。

25年間働き続けた仕事にはやりがいや社会的つながりがある一方で、プレッシャーや人間関係のストレスも常に付いて回り、毎朝の出社前や日曜の午後あたりは気持ちがブルーに。
それでも、「仕事は嫌なもの。生活のためにガマンするのが当たり前」と義務のような考え方で、25年間会社に通い続けました。

しかし、数年前からFIREという言葉が良く聞かれるようになり、「自由な生き方をしてもいいんだ」と選択肢があることに気付かされ、考え方が180度変わりました。

考えが変わってからは早かったです。今までの仕事の経験を活かし、「FIRE達成までに何をすべきか」の具体的な目標設定と準備を始めました。


FIRE後の収入源の作り方|配当・投資・年金の準備

FIRE後は会社からの給料がなくなるため、自力で安定した収入源を確保する必要があります。

私が意識したのは以下の3つです。

私は30代半ばから少しずつ、毎月の生活余剰資金を高配当株や投資信託に積立てを始めました。

「完全に働かない」よりも「好きなことで少し稼ぐ」ことで、収入と生きがいの両立を目指しました。

他にも「YouTube」や「動画編集」、「せどり」などでも良いと思います。給与などメイン収入があるうちに、副業でFIRE後の収入源になるものを作っておくと良いと思います。

資産運用はNISAやiDeCoを最大限活用しているよ。


FIRE後の生活費はいくら?支出シミュレーション方法

FIRE後は収入が減る分、支出の見直しがカギになります。私が行ったのは以下のようなシミュレーションです。

特に重視したのは「身の丈に合った暮らし」であり、無理な節約ではなく“ムダの見直し”に注力しました。

実際の費用を抽出するのに、「マネーフォワード」という家計簿アプリがとても役に立ちました。毎月の支出の内容と金額が簡単に把握できます。

以下は、私がFIRE後の支出として想定した主な項目です:

🧾 税金・保険関連 🏡 生活関連費
所得税 光熱費
住民税 住宅ローン
国民健康保険 食費
介護保険 交通費(ガソリン代含む)
国民年金 通信費(光回線)
固定資産税 通信費(スマホ)
自動車税 医療費
労災保険 消耗品費
雇用保険 旅行・余暇費用
生命保険 マイカー維持費(車検・修理)

 支出の計算では、インフレ率+0.3%、住宅ローンは金利の利上げを考慮して、年ごとの支出を100歳までシミュレーションしたよ。できるだけリアルなシミュレーションすることがポイントです。

 


必要資産の計算方法|FIRE後の収支から逆算する

■想定支出

■資産目標(想定収入)

結果として、55歳までに9,400万円以上の資産を築く」という目標が明確になり、具体的な行動計画が立てやすくなりました。

計画や目標は、自分の現在の収入やFIRE後の想定支出によって変える必要があります。無理のない計画を立てましょう。

 

9,400万円の資産形成は気が遠くなるような数字ですが、“複利の効果”でなんとか達成することができました。複利のことは下の本がおススメ。マンガで読みやすく、複利のすごさが良くわかります。

マンガでわかる ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

 


FIRE生活を豊かにする時間の使い方と備え

FIRE後に困りやすいのが、「自由な時間をどう使うか」です。 私が意識したのは以下のポイントです。

時間の使い方次第で、FIRE生活の満足度は大きく変わると実感しています。

 


よくある失敗とその回避法

FIREを目指す中でよく聞く失敗例と、それに対する私の対応策もご紹介します。

事前に想定していたことで、いざという時も慌てず対応できました。

 


まとめ|これからFIREを目指す人へ

FIREは「自由で幸せな人生」を実現する強力な選択肢です。

ただし、しっかりとした準備なしでは理想と現実のギャップに苦しむことにもなりかねません。

自分に合ったライフスタイルを描き、必要な資産と行動を具体的に計画することが成功のカギ。

私の経験が、FIREを目指すあなたのヒントになれば嬉しいです!

 

 

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