ノートパソコンのイヤホンジャックは壊れやすい
コロナ過以降はテレワークという働き方が急速に広がり、自宅でノートパソコンからオンライン会議に参加される方も多いと思います。毎日のように酷使されがちな精密機械機器は壊れやすく、オンライン会議のたびに何度もイヤホンジャックから抜き差ししているとかなりの頻度で壊れることがあり、実際に私の会社でも複数の人がイヤホンジャックが壊れてしまい、ノートパソコンを修理に出している人もいました。
修理に出すと、メーカーや修理業者によっては修理代に数万円かかってしまうこともあるようです。またイヤホンジャックを修理したとしても、また壊れてしまう可能性も低くありません。
対応①:USB接続タイプのヘッドセット
イヤホンジャックが壊れてしまった場合、対策の一つとしてUSB接続タイプのヘッドセットを購入することをおすすめします。
そもそもイヤホンジャックは壊れやすい上に、ノートパソコンに一つしかないことがほとんど。その点、USBポートは1台のノートパソコンに複数あることが多いので、もしUSBポートが壊れてしまったとしても他のUSBポートが使えます。また、イヤホンジャックに比べて、比較的USBポートは壊れにくいようです。
壊れてしまったイヤホンジャックにお金をかけて修理するよりも、USBタイプのヘッドセットを購入した方が安く済みますし、また壊れてしまうリスクも少ないでしょう。
この方法のデメリットを挙げるとしたら、今まで使っていたイヤホンプラグタイプのヘッドセットやイヤホンマイクが用なしになってしまうこと。しかし高音質にこだわったヘッドセットを使っていない限りは、潔くあきらめて買い替えることも選択肢の一つです。
⦿ USBポートまで壊れたとしてもノートパソコンには複数のUSBポートが使える
対応②:イヤホンジャック変換アダプタ
せっかく購入したイヤホンプラグタイプのヘッドセットが使えなくなってしまうのがもったいない、そんなサスティナビリティな方にはイヤホンジャック変換アダプタがおすすめです。
イヤホンジャック変換アダプタは、コードの両端がイヤホンジャック(凹)とUSBプラグ(凸)になっている変換アダプタで、イヤホンプラグタイプのヘッドセットをUSBジャックに差し込むことができるようになります。価格も千円前後で手軽に購入できますし、これまで愛用されていたイヤホンプラグタイプのヘッドセットを捨てずにそのままノートパソコンで使用できます。
こちらのデメリットは部品が増えること。特に変換アダプタはほとんどのものが小さく、持ち運びする際などは失くさないように注意が必要です。小袋に入れて持ち運ぶなどした方が良いですね。
ちなみに面倒くさがりの私は、ヘッドセットのイヤホンプラグに変換アダプタを付けたまま持ち運びしていたところ、ノートパソコンのイヤホンジャックに続いて、今度はヘッドセットのイヤホンプラグ部分が壊れてしまいました…。機器は大事に扱わないといけないですね。
⦿ 変換アダプタは価格が安い
まとめ
ノートパソコンのイヤホンジャックが壊れたら修理を出す前に、ヘッドセットをUSB接続タイプに買い替えるか、イヤホンジャック変換アダプタでUSB接続することを検討しましょう。また、「ほかのUSBポートはマウスや通信カードを差すから空きがない」ということもあるかと思います。そんな時はUSBポートを増やす小型のUSBハブが便利です。
もはやノートパソコンのイヤホンジャックは使えなくても問題ありません。こういったアイテムがあることを知っていると知らないでは、かかる費用や便利さに大きな差がでます。便利なアイテムを安く賢く使いこなしましょう。