今回ご紹介するのはアイカ工業(4206)。
建設業界に欠かせない「メラミン化粧板」で国内シェアNo.1を誇る優良化学メーカーです。
地味ながらも圧倒的なシェアを持つ事業基盤と長年にわたる連続増配の実績から、高配当株投資家にとって非常に安心感のある銘柄として注目されています。
この記事でわかること
✅ アイカ工業の圧倒的な市場シェア(メラミン化粧板・接着剤No.1)
✅ 17期連続非減配という驚異的な還元実績とDOE採用の安心感
✅ 自己資本比率60%超の鉄壁の財務基盤と高収益体質
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アイカ工業の業績・財務
事業内容
国内シェア約80%を誇る「メラミン化粧板」や、住宅・非住宅向けの「建築用接着剤」で国内トップシェアを持つ化学メーカーです。海外展開も積極的で、「化成品」と「建装建材」の2本柱で安定成長を続けています。
財務指標
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今期売上予測: 2,650億円(前年比 +6.6%) 🌤️
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今期営業利益予測: 290億円(前年比 +5.8%) 🌤️
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営業利益率: 10.9% ☀️
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ROE: 10.08% ☀️
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自己資本比率: 60.2% ☀️
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有利子負債比率: 18.0% ☀️

(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

この企業の凄さはなんといっても自己資本比率60%超えという財務の安全性だね。しかもROEも10%を超えているから、お金をうまく使ってしっかり稼いでいる証拠だよ。営業利益率も10.9%と、製造業として「稼ぐ力」が非常に高い水準にあると言えるね。
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アイカ工業の指標分析
各指標は2026年1月5日終値ベースです。
株価指標
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PER(予想): 12.0倍 🌤️
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PBR(実績): 1.26倍 🌤️
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MIX係数: 15.1 🌤️

(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)
株主還元
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配当利回り(予想): 3.87% ☀️
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配当性向(実績): 47.3% ☀️
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増配回数: 過去10年間で10回 ☀️
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5年平均増配率: 5.0% ☀️
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連続増配年数: 9年 ☀️
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連続非減配年数: 17年 ☀️
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株主優待: なし
- 株主還元方針:中期経営計画「Value Creation 3000 & 300」(~2027年3月期)期間中は「減配しない累進配当」を基本方針としています。総還元性向50%以上またはDOE4.0%以上を目処とし、機動的な自己株買いも組み合わせた還元強化を掲げています。

(引用元:マネックス証券 銘柄スカウター)

配当利回りが3.8%後半と、高配当株として申し分ない水準だね。しかもグラフを見てほしい。リーマンショック以降、一度も配当を減らしていない「実質累進配当」状態なんだ。会社の方針としてDOE(純資産配当率)を採用しているから景気が多少悪くなっても配当が減りにくい安心感があるのが最大の魅力だよ。
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アイカ工業の総合評価(一覧)
| 評価項目 | 判定 | コメント |
| 事業基盤 | ☀️ | 国内No.1シェアで盤石 |
| 業績 | 🌤️ | 堅実な増収増益基調 |
| 収益性 | ☀️ | 利益率・ROE共に優秀 |
| 財務健全性 | ☀️ | 自己資本厚く借金少ない |
| 割安性 | 🌤️ | PER12倍台は適正圏内 |
| 還元姿勢 | ☀️ | 連続増配継続で意欲大 |
| 配当利回り | ☀️ | 3.8%超の高水準 |
まとめ
アイカ工業は、「国内No.1の製品シェア」「盤石な財務」「長期にわたる増配実績」の三拍子が揃った、長期保有に最適な高配当株の一つです。
特にDOE採用により、一時的な業績悪化でも減配リスクが低い点は、安心して持ち続けたい投資家にとって大きなメリットと言えます。
銘柄の懸念点・リスク
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⚠️ 原材料高: ナフサ等の原燃料コスト上昇が、利益を圧迫するリスクがあります。
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⚠️ 国内需要減: 人口減による新設住宅着工の減少は、長期的な懸念材料です。
魅力の観点
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✅ 圧倒的シェア: 化粧板等で国内首位。高い競争優位性と価格転嫁力を持ちます。
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✅ 盤石な還元: DOE採用で実質累進配当を継続。長期インカム狙いに最適です。
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✅ 海外成長力: アジア展開を加速し、国内縮小をカバーする成長余地があります。
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✅ 割安な株価: 好業績かつ高配当ながら、指標面に過熱感なく割安水準です。
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