新NISAの普及により、少額から投資を始める方が増えています。
「まずは10万円以下で、コツコツ配当金を受け取りたい」というニーズに応えるべく厳選した3銘柄をご紹介します。
この記事でわかること
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お小遣い範囲で分散投資! 10万円以下で買える「利回り4%超」の精鋭3銘柄
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「減配」のリスクをどう避ける? 企業が約束する「累進配当・DOE」の安心感を解説
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良いことばかりじゃない。 冷静に見極めた「高利回りの背景」と「投資の注意点」
本記事で紹介する銘柄一覧
| コード | 銘柄名 | 配当 利回り |
PER | PBR | 連続 増配 |
連続 非減配 |
| 8572 | アコム | 4.05% | 10.43倍 | 1.13倍 | 8年 | 9年 |
| 3489 | フェイスネットワーク | 5.06% | 6.89倍 | 2.56倍 | 6年 | 10年 |
| 7059 | コプロ・ホールディングス | 4.06% | 15.26倍 | 4.44倍 | 7年 | 7年 |
※各数値データは2025年12月26日終値ベースのものです。
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ピックアップ銘柄紹介
① 8572 アコム
三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下で、消費者金融とカードローン事業の国内トップシェアを誇ります。
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✅ 株価指標: PER 10.43倍 🌤️ / PBR 1.13倍 🌤️
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✅ 財務指標: 自己資本比率 44.0% 🌤️ / ROE 5.01% ☁️
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✅ 配当情報: 利回り 4.05% ☀️ / 配当性向 68.3% ☁️
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✅ 増配実績: 過去10年間の増配回数 9回 🌤️
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✅ 株主優待: なし
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✅ 株主還元方針: 配当性向50%の実現を目指しています。また、予期せぬ事象により利益が一時的に減少した場合でも、配当額20円を堅持する方針です。利益成長時には配当性向50%を目安に増配を行うとし、安定性と成長性を両立させた還元を掲げています。


9期連続の増配予想は圧巻だね。2026年3月期には一気に20円まで増配する計画で、株主への還元意欲がさらに加速しているよ。財務の自己資本比率も44%と基準をクリアしていて、安心して持てる1枚だね。
② 3489 フェイスネットワーク
東京城南3区に特化した投資用RCマンションの開発・販売を一貫体制で手掛ける特化型デベロッパーです。
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✅ 株価指標: PER 6.89倍 ☀️ / PBR 2.56倍 🌧️
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✅ 財務指標: 自己資本比率 32.5% ☁️ / ROE 32.21% ☀️
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✅ 配当情報: 利回り 5.06% ☀️ / 配当性向 35.1% 🌤️
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✅ 増配実績: 過去10年間の増配回数 7回 🌤️
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✅ 株主優待: なし(2023年に廃止)
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✅ 株主還元方針: 業績推移等を勘案しつつ、連結配当性向35%を目標としています。また、累進配当およびDOEを新たな指標として導入しました。これにより、配当総額を持続的に高める方針です。


利回り5%超えで、PER6倍台という割安さはかなり魅力的だね。ROEが32%と驚異的な水準で、資本効率がものすごく高いから、この高配当も納得の数字。優待は廃止されたけど、その分を配当に集約する攻めの姿勢が光っているよ。
③ 7059 コプロ・ホールディングス
建設・プラント業界に特化した技術者派遣の成長企業で、業界最大級の採用・教育体制を強みとしています。
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✅ 株価指標: PER 15.26倍 ☁️ / PBR 4.44倍 🌧️
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✅ 財務指標: 自己資本比率 63.2% ☀️ / ROE 22.32% ☀️
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✅ 配当情報: 利回り 4.06% ☀️ / 配当性向 62.9% ☁️
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✅ 増配実績: 過去7年間の増配回数 7回 🌤️
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✅ 株主優待: なし
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✅ 株主還元方針: 中期経営計画(2027年3月期まで)の対象期間は「減配を行わない(非減配)」ことを確約し、連結配当性向50%以上を目安としています。高い配当性向と非減配方針を柱とし、利益成長に応じた還元を目指します。


自己資本比率が63%超えと財務がピカイチで、稼ぐ力(ROE)も高水準なのが素晴らしいね。減配しないと言い切れるのは事業への自信の表れ。高いROEと安定した還元方針のセットは、長期投資家にとってたまらない魅力だよ。
まとめ
今回厳選した3銘柄は、単に「安い・高配当」なだけでなく、「減配リスクを抑える仕組み」を持つ実力派ばかりです。
10万円以下という手軽さは分散投資の第一歩に最適。新NISAの非課税メリットをフル活用し、「寝ていてもお金が入る仕組み」を今日から少しずつ育てていきましょう。
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